子育て 宿題

子育て楽しんでいますか?

子どもはかわいいですか?

 

子育て中に、そんな質問されていたら

私は、「楽しいことだけじゃない」

そう答えていたと思います。

そして、「子どもはかわいい時も、かわいく感じられない時もある」

とも、答えるでしょう。

 

子育て中に、イライラしてしまうこともあると思います。

思い通りにならなくて

子どもが言うことをきかなくて

赤ちゃんの頃には、赤ちゃんの頃の悩みがあって

小学生になったら、また違う悩みがあると思います。

中学生になっても高校生になっても

悩みはあるものです。

 

 

それは誰の問題ですか?

 

子どもが話せるようになったら、

自分の問題(お母さんの問題)と

子どもの問題とを分けて考えるようにすることをお勧めします。

では、ちょっとだけ質問をを出すので

考えてみてください。

「子どもが宿題をやらない」は、誰の問題ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは、子どもの問題です。

 

 

いやいや、親の責任もあるから

親の問題でもあるでしょ?

と思われた方。

もちろん、そういう面もあると思いますし

先生によっては、お母さんに宿題をやるように

指導をお願いする方もいるかもしれませんが

 

基本は、子どもの問題。

 

 

宿題をしないことによって起きることは、

・勉強量が減る

・学校で先生に指導される(しかられる、おこられる)

私自身も子どもが宿題をしなくて

あれこれ言ってみたりしたこともありましたが

それで子供が動いてやることはありませんでした。

 

じゃあ、どうしたらよいのか?

 

子どもの宿題のこと、親に何ができるのか?

 

今、私が子供の宿題のことを、親としてどうしていくのか?

 

と聞かれたら、

こう答えます。

 

子どもの答えを引き出せるように

手伝います。と。

 

(これも、子どもが手伝ってほしいと言えば、ですが)

 

では、具体的にどう手伝うのかを

お伝えしていきますね。

 

子どもの答えを引き出そう

 

今夏休みにはいり、夏休みの宿題について

お母さんの方が、「どうしよう」なんて

気をもんでいるかもしれません。

「うちの子ちゃんと終わるかしら?」とか、

思ったりしますよね?

(あれ、やる前からちゃんと宿題しないって

思っていませんか?)

 

先ほどお伝えしたように

「宿題は、子どもの問題」なので

基本子どもの問題なのですが、夏休みの最後に

「終わらない~」と泣きつかれると困るので

(困るかどうかはその方によりますが)

先に子供が自分でどうしていくかを決められるように

お手伝いをしていくといいと思います。

(こちらも、子どもが手伝ってほしいというのなら)

 

子どもが自分で計画を立てられるような質問をする

 

もうすでに、夏休みの宿題や普段の宿題を着実にしているお子さんは、

この質問は特に必要ないと思います。

 

でも、お母さんが心配なのなら

「夏休みの宿題は、どんな計画で進んでいるの?」

と聞いてみるのもいいですね。

 

そして、まったく宿題に手がついていない感じのお子さんには、

「夏休みの宿題の計画はどんなふうになっているの?」

 

と同じように聞いて

その後、ちゃんと「どんな計画なのか教えて」

と聞いてみます。

宿題はどのくらいあるのか。

一つずつどのくらいの時間がかかるのか?

いつから始めるのか?

一日何時間やるのか?

宿題をやる時間は、毎日決まっているのか?

何時から何時までにするのか?一日○ページとするのか?

 

そんな風に質問しながら、

具体的にどのくらい時間がかかるか?

 

を子どもが話していくうちに

・どのくらい量があって

・どのくらい時間がかかりそうか

ということが、子ども自身で把握できてきます。

 

 

つまり見通しがつくということ。

 

そして、計画を立てていきます。

 

どんな風に宿題を進めていくのかを子どもが考えられるように

質問していきます。

そして、計画を立てます。

計画が立てられたらこれで終わりではありません。

ここからがとても大事。

むしろここからの方が大事です。

 

その計画を進めていくために

お母さんが手伝えることをきくのです。

 

時間になったら声をかける。

というのは、手伝えます。

 

何て声をかけてほしいか?

なども聞いてみるとよいと思います。

 

例えば

「時間よ」と声をかけてほしい。

と言われて声をかけたとしますね。

そしたら、

「うるさいな」と言われたら

「手伝ってと言われたから声をかけているし

声のかけ方も、聴いて声をかけているんだけど?」

ということができます。

そうしたら、そこで、また話し合い。

「じゃあ、どうしてほしいの?」と聞いて

その子がしてほしいサポートをきいてみます。

 

(ここまで書いて、お母さん大変だな。

もう、手伝わなくてもよいのでは?と思い始めてしまいました。

この後は、手伝いたいお母さんだけ読んでください)

 

「悪いけど、もう手伝えない」っていうのもアリですよね。

子どもの問題ですから。

 

根気強い方は、この後も、サポートしてほしいことを

聴いていきます。

ただし、それはできない。難しい。ことは、引き受けない方がよいです。

かえってイライラのもとになりますから。

 

宿題ができなかった時のことも考えておく

 

体調が悪い、用事があるなどの理由で計画通りにいかないことも

あると思います。

そうした時の対策を考えておく(子どもが)も大切です。

できなかった時はどうするか?

翌日に倍の時間や量を進めるのか?

一日ずらしていくのか?

これも、子どもに聞いて子どもが自分で考えられるように

していきます。

 

宿題の管理は、子どもに任せる

 

宿題の管理は、子どもに任せられるのであれば

まかせることにしますが、その子によって忘れてしまう場合もあるし

ずるずるとダラダラ過ごしてしまうかもしれません。

 

もしできなかった時、時間を忘れてしまっていたら

どうする?

お母さんに手伝えることはある?

 

と質問して子どもが親にどんなサポートを望んでいるのかを

聞いてみます。

アラーム代わりに、「時間だよ」と声をかけることだけなら

お母さんのストレスも少し軽減するのではないでしょうか?

 

やってなかったら、声をかけてほしいと言われたら

「宿題は?」

と聞くだけ。

だって頼まれたから。

 

やらせなきゃ、おわらせなきゃ。

とお母さんが責任を感じて、宿題に取り組まなくても

いいのです。

 

これでもうまくいかなかった時の対処法

 

立てた計画がうまくいかなかった。

ということはよくあります。

あまり計画を立てたことがなければ

仕方ないことですよね。

これも、トレーニングです。練習。

 

もう一度計画を見直して

立て直しをしましょう。

親のサポートも、子どもが望むように、

変えてみることも必要かもしれません。

 

 

はじめからうまくいかなかったら

何度でもやり直して、うまくいく方法を考えれば

いいのです。

 

そして、少しのことから、どうしていくのか?

計画や進め方を自分で考えられるように

していけると、自分で考えて行動できる子に

育っていくと思いますよ。

 

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