人は外から見るだけでは、
その人の心の動きはわかりません。
大人になると
心の動きを人に見られないように。
と心がけます。
子どものころは、そうではなかった・・・。
そう思われる方もいるかもしれませんが
結構小さいころから
周りからの目を気にすることができる子供もいるようです。
今私は、小さい子供たちのいる場所で
一日数時間働いています。
子どもをお預かりするその場所は、
まさに生きている場所。
まだ、言葉でお話しできない子供とも
コミュニケーションが取れます。
お互いに、どうやったらわかってもらえるのか
わかりあえるのかと、探りながら。
世の中には、
いいこと
悪いこと
があるけれど、
人との付き合い方
人とどう付き合うかにおいて
いいやり方
悪いやり方などないな。
と。子どもたちとの日々で
感じています。
子どもは色々な人に触れ
価値観に触れ、
これがいい
これはだめ
そう言われながら
育ちます。
正直、どうしていいかわからない時があると思います。
目の前の人に笑ってほしくて
目の前の人が笑ってくれるようなことを進んでします。
子どもの育ちにおいて
いろんな人の価値観に触れ
それでも、自分のやりたいこと
心地よいことを、ちゃんと自分でわかっている。
そういうことが大切だと感じます。
子どもを見ているとわかります。
気を使いながらも、自分の意思がある子どもと
周りの環境や人にすべてを明け渡してしまうような
他人軸で生きている子ども。
私は、周りに合わせるという
生き方を大人になってもしていました。
周りに合わせる、
浮かないようにとても努力をしていました。
でも、そのことにずっと気付かずにいました。
何が自分で、
何が、人中心なのかも
わからなくなってしまっていたのです。
ヒーリングを学び始めたころ
「感じて」
と、何度も、何度も
その頃にお世話になっていたヒーラーさんに
言われました。
私は、思考で自分を納得させたり
言いくるめたり
ということを長年してきたので
その癖が抜けなかったのです。
だから、いつも緊張していたし
「ここでどうするべきか」ということを
無意識に察知するようになりました。
そして、イライラしてばかりいました。
私が
子どもに伝えたいのは、
「自分」なのかもしれません。
それも、人とのかかわりなくしては
「自分」はわからなかったりします。
子どもだけでなく
子どものころに
私のように
「自分」を認識しにくかった方にも
今から
「自分」を認識するお手伝いができたら・・・。
と思っています。
10月21日限定