小学校に勤めている頃、
子どもの笑顔が倍増する一言を発見しました。
それは、「どうして?」という言葉。
「どうして?」って、子どもを叱る場面で使ってしまいがちです。
ちゃんとできない時
いうことをきかない時
「どうして、やらないの?」
「どうして、できないの?」
と。
でもね、この「どうして?」が、
子どもの笑顔とやる気を引き出す
魔法の言葉になる時があるんです。
それは、
子どもが、好きなことをやっている時
夢中になっている時に
声をかけること。
テニスをがんばっている子に
「どうして頑張れるの?」
と言ったら、すごい笑顔でマシンガントークをしてくれました。
恐竜が好きな子に
「どうして好きなの?」
って聞いたら、満面の笑みで恐竜について語ってくれました。
今まで子どもに声をかけて
ほぼみんな、笑顔倍増、やる気もアップしました。
言葉の使い方って大切です。
「どうして」は、責めるように使うのではなく
いいところ、好きなことを引き出す言葉として
使うとよいようですよ。
人は自分の好きなことを聴いてもらうことで
元気になります。
元気になれば、好きなこと以外のモチベーションも
上がっていきますよ。